私の絵のメイキングが見たいというとても特異な方がいらっしゃったので、恥を忍んでのメイキング。
といっても、私は最近、本当に真っ当に絵を描いていないので、いつも描いている「超手抜き」絵をそのままメイキングしていこうと思います。
以下、続きから。
[5回]
完成はコレです。TRPGで使用しているキャラですね。
左上カーミラ(闘士)、左下ゴーダ(魔術師)右下エニ(盗賊)右上ザッハーク(剣士)です。
(左上のカーミラさんはまだ本格的には使ってないのですが)
ご覧のとおりの手抜きっぷり。
では、これを如何に手を抜いて描いているかを晒そうと思います。
うわあ恥ずかしい。
とりあえずスペック紹介
【ツール】
SAI
(クリスタもあるんだけど、本妻はやっぱりSAIさん。でもメモリ食いまくり。常に80%近い)
【ペンタブ】
CTE-440
(もう生産してないらしいボロボロのやつ。表面に無印良品のらくがき帳の紙を貼ってある)
【作業用BGM】
マキシマムザホルモン(アルバム:予襲復讐全曲リピート)
【敵】
コバエ
まずラフ。
しょっぱなからガリガリ描いていきます。
自分がわかりゃあいいんだよ!というレベルです。
この時点でのレイヤーは1枚。あんまり沢山つくるとわけわかんなくなるので、常に最小限に留めてます。
続いて下書き。
ヘタしたらこの時点で「はい、清書」と言い張る事もありますけど、今回はまだ下書きです。
この後なるべく綺麗に清書します。
私は清書作業が作画で2番めに嫌いです。
ラフと下書きだけ描いて遊んでるのが好きなの……。
清書らしきものをしたら肌の色を塗ります。
影になるところだけをざっくり塗って、ざっくりぼかす事を繰り返します。
使うツールはエアブラシとぼかしツールのみ!
ブラシサイズも殆ど変えません。めんどくさい!
私の塗りは「見る人の脳内補完に頼る」という最悪の塗りなので、あんまりマジマジ見らてるとアラが出まくりです。
薄目で見るのが最適です。
髪の毛を塗ります。
エニさんの髪の毛を塗るのが一番好きです。(どうでもいい)
やってる事は肌の塗りと殆ど一緒ですが、ぼかしツールを使うのは最初の1回だけです。
あとは繰り返し重ね塗りをしてなんとなく髪の毛の流れっぽいものを表現したいと思いますが技術が伴いません。
何回か塗ってるとこんな雰囲気になります。
ここまで使用した色は一色のみです。
気が向いたら後でハイライトを入れたり入れなかったりします。
今回はハイライト無しです。
服を塗ります。
やってることは今までと同じです。
服の質感を表現とかしてみたいのですが、いつも無駄な努力に終わります。
今回頑張ったのはカーミラさんの衣装の「ドンキホーテで売ってそうな安っぽいコスプレ衣装みたいなテカテカ感」です。
どうでもいいこと山の如し。
あとうっかりキングソフトさん(私の唯一のウィルス対策)のポップアップが見きれてますね。
目は一番最後に塗るのですが、割愛。
まぁぶっちゃけスクショ撮りそこねたんですが(ノ´∀`*)
瞳孔とフチのラインを基本の色より黒に近い色で塗り、周りを軽くぼかした後、下のレイヤーに基本の色で塗るって感じ。
最後に白でハイライト入れたり入れなかったり。
目が大きいキャラだとコレ、すごく楽なんですが、小さいキャラ(今回だとゴーダさん)だと難易度が跳ね上がるという諸刃の剣です。
開き直ってぼかさないという事もしばしば。
というわけで、完成です。
ひたすら手を抜いて水彩っぽく。
本気の水彩塗りをしてる人に土下座したい。
この絵を描くのに使用したレイヤーは全部で5枚くらいです。
所要時間は約2時間。
集中力がないのでものすごく頑張って描いても3時間くらいでヘロヘロになります。
ものすごく頑張ってる絵ほど自分の下手さが浮き彫りになって凹みます。
らくがきでもいいじゃない。趣味だもの。
では、最後に『どの程度塗ってないのか』を検証するため、下にピンク色を引いた画像を用意しました。
うわあ。いつか厚塗り風絵のメイキングとか、手を抜いてない絵のメイキングとかもしたいなぁ、と思いつつお茶を濁します。
言うだけならタダ!タダ!
PR