今日は私の人生をあらゆる意味で大いに狂わせた、俺の屍を越えてゆけというゲームについて語りたい。
語らざるをえない。
俺屍2が楽しみすぎて、この情熱をぶつけたい!!
私が俺屍に出会ったのは、とあるゲーム雑誌(電撃プレイステーション)の記事。
発売前ゲームの紹介で、でした。
まず、タイトルに心奪われた。
『俺の屍を越えてゆけ』
なんて男らしい。
そして、ゲーム内容を言い表したタイトル。
中身をみると和風RPGらしい。
世代交代をして進む。
なにやら面白そう。
刷り込み完了の瞬間である。
後日、その雑誌の増刊号(電撃プレイステーションD)を購入すると、俺屍の体験版がついていました。
すわ、これは一大事とさっそくプレイ。
なんだこれ、面白い。
体験版なのにたっぷり3時間は遊べるこのボリューム。
これでまださわりの部分だと!?ありえない!!コレ買う!絶対買う!!
というわけで、友人にもウザイほど勧めまくり、予約して購入。
wktkしつつ本編開始。
ああ、いい。この、グラフィック。
激しくツボ。
子供たちの名前は、当時描いていた漫画のキャラやオリキャラから付けていました。
中には見て、インスピレーションで付けた子もいましたが。
その代表が蓮優花(れんゆうか)ですな。
青い髪と目、真っ白の肌のウサギ耳が垂れたような風貌の子でねぇ。
大筒使いのお嬢さんでねぇ、ザコ戦では散弾で一瞬にして掃討し、ボス戦では火力の高い術で一族を引っ張るというハイパー当主でした。(親ばか発言)
彼女が逝った時はもう、悲しかった悲しかった。
まあ、朱点童子を討ったのは彼女の子孫でしたけどね。うむ、ドラマチック。
まあ、何度も何度もプレイしてたんですが、どうしても取れないアイテムがあったのです。
それは、『扇の指南』。
職業の一つ、『踊り屋』になるためのアイテムですな。
ラスボスを倒してもしつこくプレイし続けて4年経ってもまだ取れない。
なんだこれ、私の俺屍だけバグってんじゃねーの!?とか失礼なことを考えていた時、私は一人の男と出会いました。
友人の紹介で出会った男は、ガリガリの体型でほとんど丸坊主の頭、ぼろ布のようなダメージジーンズ、白のTシャツという爽やかなのか自堕落なのかわからん風貌でした。
くわえタバコで携帯を触るその男、このビジュアルでゲーマーと知ったときは驚いたもんです。
当時からひきこもり気味だった私を心配した隣人の友人が、友達にでもなりなさい、と紹介したのが彼でした。
しかし、所詮年下。どうせ大したゲームはしていまい。
相手が男ということもあり、私は彼を引き離しにかかりました。
「Bちゃんはどういうゲームすんの?」と隣人の友人に振られ、私は笑って言いました。
「RPGとか好きですよ。ドラクエとかも普通にしますし、
今は東京魔人学園と九龍妖魔學園紀が好きです」
なにそれ、という顔をする隣人とその友人。
しかし、丸刈りダメジーンズ男は言いました。
「
へぇ、あのゲーム知ってんの?」
( ゚Д゚)
(゚Д゚)イマーイのゲームを知ってる……だと!?
男はさらに続けます。
「今はなにやってんの?」
「え……俺の屍を越えてゆけ……とか……」
「おー、あれ面白いなー、俺もまたやろうかなー」
この男……できる!
しばし、俺屍談義に花が咲きました。
数年ぶりのコアな会話。そりゃあもう楽しかった。
「扇の指南書がどうしても取れなくて困ってんだよね」
「あー、俺取れるよ、多分」
「マジで!?やった、これで踊り屋作れるわ!是非取ってください」
その男は宣言通り、マジで一発で取りやがりました。
その男は数ヶ月後、何故か彼氏になっており、今では夫になりました。
ダメジーンズはまだ履いています。最近ウエストキツイらしいですが。(元々はレディースらしい。自分で切ってダメージジーンズにしようとしたそうだ)
そんな訳で、俺屍が縁で結婚までした私。
現在ツイッターで俺屍の製作者である桝田省治さんが俺屍2の構想をつぶやいてらっしゃるのですが、毎日固唾を飲んで見守っています。
ああああああ、面白そう!!!
早くやりたいねぇ、早くやりたいねぇ、と、宏仁とキャッキャする毎日です。
お願い、企画通って!!
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